今日は八月最後の日
明日から九月だけれど
今日はもう秋のような一日でした
当地も今日で残暑とはお別れできそうな気がします
関東では今日もお天気が良くなくて
気温が低かったそうですが
明日は更に十月並みの気温まで下がるとの予報が出ています
身体も然ることながら農作物への影響も心配ですね
こんな秋を迎えるだなんて
長期予報では言ってなかったですよね
これから先、今年の秋はどうなってしまうのでしょう
暖かな秋が続く?それとも冬が早くやって来る?
長期予報が当たらないので心配です
今日も鍋蓋山の北に広がる丘陵地をお散歩したお話の続き
牛ノ背を抜けていつもの洞川湖へ続く洞川林道へ出ましたが
今回は洞川湖へ行く時間がないので
このまま家に帰ることにしました
では何故此処まで来たかというと
このお花を見たかったからです
アカバナ科の多年草「水玉草(ミズタマソウ)」のお花
[ 水玉草(ミズタマソウ) ]
植物園では見たことがあるのですが
植物園以外ではまだ此処でしか見たことのないお花なんです
昨年偶然見つけました
小さくて目立たないお花なので
気がついていない人が多いと思います
先月見に来た時にはまだ咲いていなかったのか
見つけることが出来ず
私にとっては幻のお花となるところでした
植物園と比べると開花が少し遅かったようです
でも見つけることが出来てホッとしました
昨年見つけたのが幻じゃなかったのですものね(笑)
[ ミズタマソウ ]
これで今回見たかったお花たちには全部会えたことになりました
予定していなかったけれど出会ったお花たちをご紹介
[ 猪子槌(イノコヅチ) ]
ヒユ科の多年草「イノコヅチ」
代表的な引っ付き虫の一つになります
イノコヅチの名前の由来はちょっとややこしいのですが
Wikipediaによると
「茎の節が膨らんでいて、猪子の膝のように見え、これを槌に見立ててこの名がついた。」
だそうですが
イノシシの子供の膝までは理解できても
何故?更にそれを槌に見立てたのか理解できません
「猪子膝(イノコヒザ)」で良かったのにね
このお花は先日もご紹介したマメ科の「藪萩(ヤブハギ)」のお花
米粒ほどの小さなお花を咲かせます
[ 藪萩(ヤブハギ) ]
このヤブハギの実も引っ付き虫になります
秋は引っ付き虫が大量に発生?する季節です
草叢に入る時には注意が必要!
洞川林道はあの大きな変電所の傍を通ります
この季節に強く甘く香るお花があります
それはマメ科の「葛(クズ)」のお花
[ 葛(クズ) ]
葉っぱに隠れて見えなくても
匂いでお花が咲いているのがわかります
秋はマメ科のお花が多いですね
萩に葛、藪豆などマメ科のお花です
こちらはどこかから逃げてきた「野萱草(ノカンゾウ)」のお花
と言うのもこの辺りでは自生していないはずのお花なんです
[ 野萱草(ノカンゾウ) ]
このあたりで自生しているのは八重のお花を咲かせる「藪萱草(ヤブカンゾウ)」
[ 薮萱草(ヤブカンゾウ) ]
最後にこんなお花にも出会いました
ガマ科の「蒲(ガマ)」
今見えているのは蒲の穂で実になる部分
ガマは雌雄同株で蒲の穂になる雌花と
雌花のすぐ上に雄花が咲くのですが
この時期はもう雄花は無くなって軸だけ残っています
[ 蒲の穂(ガマノホ) ]
ガマノホは綿毛の塊で
種が熟す冬には穂が解れ
綿毛となって風に舞います
これで鍋蓋山の北丘陵地を歩いたお話を終わります
もうすぐ洞川湖の水鏡が綺麗に見える季節が来ます
その時をお楽しみに
今日の夕暮れ
夕暮れ時には雲がほとんど無くなりました
日暮れ前から東のお空には十夜のお月様が昇っていました
今夜のお月様は「十夜の月」
[ 十夜の月 ]
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